「Apple Watch」10周年、腕時計すら着けなかった私が「愛用者」になった理由

東京, 4月26日, /AJMEDIA/

 私は「Apple Watch」にすぐ飛びついたわけではない。しかし5年前、この時計が重大な健康問題を知らせてくれたことで、常に着用するようになった。発売から10年が経った今も、ほかのウェアラブルやフィットネストラッカーが雨後の筍のように出てきても、Apple Watchは依然として際立った存在だ。

 Apple Watchが「iPhone」の単なるコンパニオンを超えて足場を固めるまでには数年かかった。この10年間で、サムスンやGoogle、Ouraなどの健康追跡デバイスによって競争は激化した。Counterpoint Researchの3月のレポートによれば、2024年の Apple Watch出荷台数は競争激化と買い替えサイクルの長期化により19%減少した。それでもApple Watchは世界で最も売れているスマートウォッチの座を保ち、いまやSeries 10、Ultra、SEというラインアップを揃える。

 多くの人にとって、そして私にとっても、Apple Watchはデータを個人的で意味あるものに変える手段になった。家族の状態を手軽に見守る方法でもある。そしておそらく何より重要なのは、文字どおり生活を変えてくれたことだ。

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