東京, 01月30 /AJMEDIA/
ポッドキャストの人気は絶頂期を迎えており、Statistaの調査によると、リスナーは2024年に全世界で5億490万人に達する見込みだ。ポッドキャストの聴取体験を最適化するため、Appleは「Apple Podcast」に新機能を導入する。それは「書き起こし」(自動文字起こし)だ。
ポッドキャストの書き起こしは、「Apple Music」における歌詞の書き起こしと非常によく似た機能で、ユーザーは書き起こされた全文を参照できる。エピソードの再生と同時進行で各単語がハイライト表示されるため、話に簡単についていけるほか、テキストをタップするとエピソードのその時点から再生を開始できる。
書き起こし文章を表示するだけでなく、特定の単語やフレーズでエピソードを検索することもできる。
これらの書き起こし文章は、新しいエピソードが公開された後に自動生成される。つまり、エピソードの公開後、書き起こし処理に若干時間がかかるということだ。
クリエイターは、オンラインダッシュボード「Apple Podcast Connect」で書き起こし文章をダウンロードして変更を加え、RSSフィードで新しいファイルを連携させて、変更したものを送信することもできる。
この機能は2024年春にリリースされ、「iOS 17.4」以降で利用できるようになる。英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語のポッドキャストに対応する。