「当たり前の作業を見直す」ことでパレット管理を効率化–TOTOとユーピーアールが物流2024年問題に挑む

東京, 7月08日 /AJMEDIA/

 2024年4月から、トラックドライバーの時間外労働の上限規制と改正改善基準告示が適用され、労働時間が短くなることで輸送能力の不足が懸念される「物流の2024年問題」。物流業界の各社が業務の見直しや効率化を迫られる中、ユーザーに水まわり商品を届けているTOTOも例外ではないと、同社で西日本物流部 小倉物流製品課に所属する齋藤圭介氏は話す。

 TOTOは2022年6月、物流事業とコネクティッド事業を展開するユーピーアール(以下、upr)と共に、AIを用いたパレットカウントアプリ「パレットファインダー」を共同で開発。それまで構内作業者による目視と手入力で行っていたパレット管理を、大幅に効率化できたという。

 パレットファインダーの開発にあたって、両社はどのような点に着目し、またどのような点で改善を重ねたのか。開発に関わった齋藤氏に、経緯や今後の展望を聞いた。

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