「信頼得る努力を」 東電社長ら社員に訓示

東京, 3月12日, /AJMEDIA/\

東日本大震災に伴い事故が起きた東京電力福島第1原発では11日、東電の小早川智明社長が「廃炉の完遂のためには、作業に携わるわれわれへの信頼が大切だ」などと社員らに訓示した。
小早川社長は信頼を得るためには地域や顧客の懸念を理解した上で、主体性を持って対応することが必要だと強調した。東京の本社では、小林喜光会長が「安全に絶対はないことを常に意識し、業務に向き合う必要がある」と述べ、安全最優先の企業文化を目指すことを求めた。
 訓示に先立ち、小早川社長らは震災の発生時刻に合わせて1分間の黙とうをささげた。本社では役員や管理職ら約150人が目を閉じ、犠牲者らの冥福を祈った。

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