東京, 2月16日, /AJMEDIA/
トルコ南部を震源とする大地震を受け、日本政府が派遣した国際緊急援助隊・救助チームが15日夜、被災地での活動を終え、羽田空港に帰国した。山本英昭団長は記者団の取材に「気温が氷点下まで下がり、度重なる余震に細心の注意を払いながらの救助活動だったが、現地でトルコ人にも支えられながら任務ができた」と振り返った。
チームは警察庁や消防庁、海上保安庁の職員ら計74人で構成。地震発生直後の6日夜に出国し、7~14日に現地で被災者の捜索や救助活動に当たった。
空港には日本在住のトルコ人20人ほどが駆け付け、「日本とトルコの絆」「ありがとう」と書かれた紙や花を持って、団員に感謝の言葉を贈った。空港で行われた解団式で、コルクット・ギュンゲン駐日トルコ大使は「いち早く被災地に赴き、心強い支援だった。多くのトルコ国民の心に刻まれただろう」と述べた。