「住民投票」非難決議案を否決 ロシア拒否権、中国棄権―国連安保理

東京, 10月1日, /AJMEDIA/

国連安全保障理事会は30日午後(日本時間10月1日午前)、ウクライナ情勢をめぐる緊急会合を開き、ウクライナ東・南部4州でロシア側が強行した「住民投票」を非難する決議案を採決したが、常任理事国のロシアが拒否権を行使して否決された。米英仏など10カ国が賛成、中国とブラジル、インド、ガボンの4カ国が棄権した。
 トーマスグリーンフィールド米国連大使は会合後、記者団に対し「(否決は)驚くことではないが、(安保理という)この機関の恥だ」とロシアを糾弾。全193加盟国で構成する国連総会の場で、改めて非難決議案の採択を目指す考えを示した。

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