SBI、大東銀の全株式売却へ HSホールディングスに

東京, 2月23日, /AJMEDIA/

 福島県郡山市に本店を置く第二地方銀行の大東銀行は22日、筆頭株主のSBIホールディングスが保有している同行の株式すべてをHSホールディングスに売却する予定だと発表した。SBIは「地銀連合構想」を掲げ、2019年以降に地銀への出資を進めてきた。大東銀は同構想に含まれないが、SBIが同年以降に大量取得した地銀の全株式を手放すのは初めてとみられる。売却額は非公表。
 SBIは20年5月に大東銀の筆頭株主となり、昨年9月末時点で19.5%(議決権比率)を保有していた。今回の売却で、筆頭株主はHSに移る。

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