東京, 7月19日, /AJMEDIA/
東京電力福島第1原発の処理水放出計画を巡り、市民や学者らでつくる「原子力市民委員会」(座長・大島堅一龍谷大教授)は18日、国際的な安全基準に合致するとした国際原子力機関(IAEA)の報告書について、「海洋放出の科学的根拠とはならない」などとする見解を公表した。
韓国メディア向けに説明会 処理水巡り日本大使館
見解では、処理水について「事故を起こした原子炉内で核燃料に直接触れて生じた」と強調。通常の原発から放出される水とは異なる「世界にも類をみない初の試み」とした上で、「(報告書では)不測の事態を想定した安全性評価が行われていない」と非難した。