東京, 8月29日 /AJMEDIA/
電力大手10社は29日、9月使用分(10月請求分)の電気料金を公表した。東京電力など8社が標準家庭で前月比11~78円引き上げる。火力発電の燃料となる原油や液化天然ガス(LNG)の価格上昇を反映した。関西電力と九州電力は、燃料費の変動を料金に反映させる燃料費調整制度の上限に達しており、横ばい。
東電管内では電気使用量が月260キロワット時の標準家庭で、料金が46円上がり7864円となる。上げ幅は中部電力が最大で、最小は北陸電力。都市ガス大手4社も燃料高を受け、料金を54~69円引き上げる。