東京, 3月1日, /AJMEDIA/
２０２６年春に卒業予定の大学生らを対象とした企業説明会が１日、解禁された。深刻な人手不足を背景に学生優位の売り手市場が続く中、企業は有望な人材の確保へ、初任給の引き上げといった待遇向上のアピールに躍起だ。
就職情報会社マイナビ（東京）は同日、幕張メッセ（千葉市）で約１６０社が参加する合同企業説明会を開催し、約１３００人の学生の来場を見込む。本が好きという聖徳大学の３年生は「デジタルや新規事業にも力を入れている出版社を見つけたい」と意気込んだ。日本大学の３年生は既に３社から内定を得ているが、「より安定したネームバリューのある会社に入れるよう就活を続ける」と話した。
