東京, 11月29日, /AJMEDIA/
農林水産省が29日発表した2024年産米の検査結果によると、品質が最も高い1等米の比率は10月末時点で77.1%だった。猛暑で大幅に低下した前年同時期と比べ15.8ポイント増となり、平年並みの水準だった。
検査では、コメを1~3等と規格外の4段階に区分。今年の夏も暑さが厳しかったが、適度な降雨があったことなどから、1等米比率が持ち直した。これまでの教訓を踏まえ、追加の肥料、作付けや収穫時期を分散させるといった対策を講じたことも寄与したという。
24年産米の検査結果の公表は今回が3回目で、全体の7割程度が反映されているとみられる。前回の9月末時点では4割程度が反映され、1等米比率は77.3%だった。