首里城 正殿再建の木材運ぶ「木遣行列」 琉球王国時代の衣装で

東京, 11月4日, /AJMEDIA/

3年前火災で焼失した、那覇市にある首里城の正殿の再建に使われる、木材を運ぶ「木遣行列」が行われました。

沖縄本島の各地では、焼失した首里城の正殿を再建するため先月29日から木材を伐採地から運ぶ琉球王国時代の儀式「木曳式」が行われていて、3日は那覇市でメインイベントの「木遣行列」が行われました。

まず、首里城の中山門の跡で再建の成功を願って琉球王国時代に歌われていた歌「大城グェーナ」が披露されました。

そして一般から公募された人などおよそ130人が当時の衣装を着て守礼門のそばまで500メートルほどを練り歩き、樹齢98年、長さおよそ9メートル、重さおよそ4トンの「オキナワウラジロガシ」を運びました。

沿道で見守った地元の人は「焼ける様子を当日の朝、出勤する時に見ていたので、新しい首里城になる出発式に参加できたことはうれしいです」と話していました。

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