養豚にワクチン、九州全域で 7県に接種準備要請―農水省

東京, 9月6日, /AJMEDIA/

農林水産省は5日、豚の家畜伝染病「豚熱(CSF)」の発生が2018年以降で初めて九州で確認されたことを受け、農水省で対策本部を開いた。九州全域を豚熱ワクチンの接種推奨地域に設定することを決定し、九州の全7県に対し、接種計画を策定して速やかに開始するよう要請した。全国の豚肉生産量の3割を占める九州での感染拡大を防ぐ。
佐賀で豚熱2例目 1万頭を殺処分

 野村哲郎農水相は対策本部で「最大限の緊張感をもって豚熱のまん延防止に全力で取り組む」と強調した。養豚農家に対しては、飼養衛生管理の徹底、異常を発見した際の早期通報を呼び掛けた。

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