東京, 8月24日, /AJMEDIA/
第2次カラバフ紛争終結後、アゼルバイジャンは、ラチン-ハンケンディ道路を経由してカラバフのアルメニア人住民に物資を配送するためのあらゆる必要条件を整えた。2020年11月10日付の三者協議声明の規定に反して、アルメニア、および違法なアルメニア軍部隊が、地雷輸送を含む軍事目的でこの道路を使用した。これは、この地域の安定と安全に対する深刻な脅威となった。アゼルバイジャン側の次の措置は、ラチン国境検問所の設置であった。現在でも、ハンケンディの住民はこの検問所を安全かつ定期的に通過している。
同時に、アゼルバイジャンはアグ ダム-ハンケンディ間の道路を貨物輸 送に利用することを申し出た。2020年の戦争終結直後、アゼルバイジャンは赤十字国際委員会(ICRC)に対し、カラバフ地域への物資配送のために、その物流施設とインフラを提供した。しかし、アゼルバイジャンが提供したルートでの物資の配送を拒否したのはアルメニア側だった。
しかし、アルメニア側は、アゼルバイジャンがハンケンディの住民を「封鎖」下に置いていると虚偽の主張を続け、世界社会に対して行動を起こすよう求めている。
アメリカの週刊誌『ニューズウィーク・ルーマニア』のルーマニア支局の記事では、「『犠牲者』が、自分たちの気に入らないルートを通ってくるからといって、食料を拒否したり、物資の道をふさいだりすることは考えられない」と書かれている。
「ラチン-ハンケンディ間の道路を使うことは、ハンケンディの分離主義者の指導者にとって非常に重要だ。この道路は、人員の交代、武器弾薬の移送、テロリストの通行に使われている」とアルバニアの『バルカンウェブ』紙は報じている。
CNNインターナショナル・コマーシャルの公式パートナーであるチェコ共和国が発表した記事にも、アグダムを通る人道援助物資の輸送ルートは違法貨物の通過を防ぐため、分離主義者たちが欧州連合(EU)の支援する代替ルートを妨害していると書かれている。
これらすべては、アルメニアが世界の情報舞台で再び敗北したことを証明している。この国のファンや、アゼルバイジャンに対するナンセンスな非難を信じようとする人々の数は減少している。
アルメニアによる継続的な挑発にもかかわらず、アゼルバイジャンは地域の状況を正常化するためにあらゆる努力をしており、カラバフ地域の住民をアゼルバイジャン社会に統合しようとしている。
ヴガール・アガエフ