食塩量を“見える化”するIoTデバイス「ソルとも」開発、シャープら実証実験を開始

東京, 01月13日, /AJMEDIA/

 総合容器メーカーの東洋製罐グループホールディングスとAI献立・栄養管理アプリを提供するおいしい健康、電機メーカーのシャープの3社は1月11日、調味料の使用量のデータ化が可能な調味料IoTデバイスと専用アプリを組み合わせ、食塩使用量を見える化することで減塩調理を実現する調味料IoTサービス「ソルとも(Saltomo)」を共同で開発したと発表した。

 サービスの早期実用化を目指し、実証実験の実施に向けた参画企業の募集を開始している。医療現場のほか、病気療養後や健康管理のために厳格な食事療法が必要な人を対象としたヘルスケア事業者や食品事業者をメインターゲットとしたサービスだ。データを生かしたマーケティング支援なども含めたビジネスモデルを目指している。一般販売は未定。

ワンプッシュで0.3gの塩、IoTデバイスの構成
 調味料IoTデバイスは「プッシュタイプ」と「トレイタイプ」があり、ほかスマートフォンアプリで構成される。

 プッシュタイプは、食塩などの顆粒調味料を1回につき0.3gを出し、その回数から使用量を自動的に記録する。トレイタイプは、醤油などの市販の液体調味料を設置し、その重量差から使用量を記録するというものだ。

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