韓国 2大政党離党の有力政治家らが新政党発表 総選挙に影響か

東京, 02月10 /AJMEDIA/

韓国では、与党と最大野党の対立が深まる中、2大政党を離党した有力政治家らが新しい政党を立ち上げると発表し、4月に行われる総選挙の情勢にどこまで影響を及ぼすかに関心が集まりそうです。

韓国では、ことし4月10日に4年に1度の総選挙が予定されていて、与党 国民の力や、最大野党 共に民主党は、公認候補の選考作業を進めています。

こうした中、2つの主要政党を離党した政治家らによる4つの少数政党や、政治勢力が9日に、統合することで合意したと発表しました。

新しい党の名称は4つの勢力のうち、1月に結成された「改革新党」をそのまま使い、「改革新党」のイ・ジュンソク(李俊錫)代表と、最大野党を離党したイ・ナギョン(李洛淵)元首相の2人が共同代表を務めるということです。

統合を発表した議員の1人は「2大政党による独占を大きく打ち壊す候補を、小選挙区に立候補させる」と述べて、既存政党に真っ向から挑戦する姿勢を鮮明にしました。

韓国の政治をめぐっては、各種政策で対立する与党と、最大野党が激しいことばで互いを非難する場面が目立ち、国民の不信感が指摘されています。

このため、新たに誕生する新党が、第3勢力として選挙の情勢にどこまで影響を及ぼすかに関心が高まりそうです。

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