東京, 01月12日, /AJMEDIA/
韓国のシン・ウォンシク(申源●)国防相は、北朝鮮が新型の短距離弾道ミサイルをロシアに供与する可能性があるとの見方を明らかにしました。
※(申源●)の●は「さんずい」に「是」。
韓国の通信社、連合ニュースは11日、韓国のシン・ウォンシク国防相のインタビュー記事を伝えました。
この中で、シン国防相はキム・ジョンウン(金正恩)総書記による軍需工場視察の写真が10日公開されたことに触れました。
そして、写真に写っていた移動式発射台は、おととし4月に発射された新型の短距離弾道ミサイルを搭載するものだとの見方を示し、このミサイルをロシアに供与する可能性があると指摘しています。
また、北朝鮮がこれまでにコンテナおよそ5000個分の兵器をロシアに供与したとの分析も示し、152ミリ口径の砲弾ならおよそ230万発、122ミリ口径のロケット弾ならおよそ40万発を積める量だと説明しました。
このほか北朝鮮が、固体燃料を使った新型中距離弾道ミサイルの発射実験を近く行う可能性について指摘し「早ければ今月中に行われる可能性も排除できない」としています。
そしてICBM=大陸間弾道ミサイルの性能を検証するために、北朝鮮がことし、角度をつけて行う発射ではなく通常の角度でICBMを発射する可能性もあると警戒感を示しました。