隅田、リベンジの快投 チームの連敗もストップ―プロ野球・西武

東京, 7月11日, /AJMEDIA/

絶対にやり返す。強い思いを一球一球に込めて投じた西武の隅田が、チームの連敗ストップに貢献した。
 2日の前回登板で5回4失点で敗れたソフトバンクを、今回は手玉に取った。先制点をもらった直後の二回は自身の失策と暴投で1死二塁となったが、デスパイネと栗原を内野ゴロに。1死から柳田に中前打を浴びた七回は、続く牧原大を注文通りの投ゴロ併殺に仕留めた。
 「この1週間は緩急と奥行きを意識して投げ込んできた」との言葉通り、チェンジアップやカーブを効果的に使い、凡打を誘った。
 今季最長の7回を投げ、3安打1失点で四死球はなし。「強い気持ちを持って、向かっていけたことが良かった」。外崎、源田の二遊間の好守にも支えられ、先発の役割を全うした。
 松井監督も「前回の負けを生かせたことも、7回を投げ切れたことも非常に良かった」と評価。その上で「これを続けていけば、おのずといい方向にいくと思う」と期待を込めた。1年目の昨季は1勝10敗と勝ちに見放され、今季もこれで4勝7敗。即戦力と目されたドラフト1位左腕の力が花開くことが、チームの浮上には欠かせない。

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