東京, 10月22日, /AJMEDIA/
北海道帯広市で「世界一長いベンチ」として一時、ギネス世界記録に認定されていた長さ400メートルのベンチのペンキを塗り直す作業が行われました。
北海道帯広市の緑ヶ丘公園に昭和56年に設置されたベンチは、全長400メートルで、1282人が座ることができ、かつては「世界一長いベンチ」としてギネス世界記録に認定されていました。
設置から42年が経過し、塗装が薄くなるなどベンチの老朽化が進んだことから、市民がこれからも憩いの場として利用できるよう地元の人たちが21日、ペンキの塗り直し作業を行いました。
公園には朝からおよそ120人が集まり、はけを使ってベンチに茶色のペンキを丁寧に塗っていきました。
ベンチはおよそ1時間半できれいに塗り直されたということです。
参加した帯広市の9歳の女の子は「色を塗るのが楽しかったです。座った人に『いいベンチだな』と思ってほしいです」と話していました。
また帯広市の56歳の男性は「腰を曲げながらの作業なので腰が少し痛いですが、ベンチがきれいになっていくのが気持ちよく、意外と楽しく作業できました」と話していました。