金与正氏、韓国がビラ散布と主張 「忍耐も限界」―北朝鮮

東京, 11月17日, /AJMEDIA/

北朝鮮の金与正朝鮮労働党副部長は17日に談話を出し、北朝鮮の体制を批判するビラなどが韓国から飛来したと主張した。朝鮮中央通信が伝えた。与正氏は「度重なる警告」にもかかわらず、韓国側が挑発を続けていると指摘し、「忍耐にも限界がある。くずどもは代価を払うことになるだろう」と反発した。

 与正氏によれば、ビラなどは16日、韓国との境界地域などに飛来し、「一日中あちこちで通報が絶えなかった」という。同通信はビラのほか、韓国から飛ばされた「汚物」として、チョコパイやグミといった菓子、医薬品などの写真を公開した。

 北朝鮮は、韓国の脱北者団体によるビラ散布に反発し、5月から韓国に向け断続的にごみをぶら下げた風船を飛ばしており、再び実行する可能性がある。

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