東京, 11月22日, /AJMEDIA/
衆議院予算委員会の理事会で、野党側が東京オリンピックの招致活動をめぐり、いわゆる官房機密費で贈答品を渡したと発言した石川県の馳知事を参考人として招致するよう求めたのに対し、与党側はすでに発言を撤回しているとして慎重に対応すべきという考えを伝えました。
21日夕方に行われた衆議院予算委員会の理事会で、野党側は石川県の馳知事が東京オリンピックの招致活動をめぐり、いわゆる官房機密費で贈答品を渡したと発言したことを受けて、事実関係をただすため予算委員会に参考人として招致するよう求めました。
これに対し、与党側は馳氏がすでに発言を撤回しているとして慎重に対応すべきという考えを伝え、引き続き協議することになりました。
一方、自民党の派閥の政治資金をめぐる問題で、野党側が東京地検特捜部から任意の事情聴取を受けている派閥の担当者がいるかなど明らかにするよう求めたのに対し、与党側は「党と派閥は違う組織であり、こちらから何かをする関係にない」と回答しました。