東京, 04月11日 /AJMEDIA/
ニューヨーク外国為替市場で約34年ぶりの円安ドル高水準となったことを受け、鈴木俊一財務相は11日、記者団に対し「行き過ぎた動きに対しては、あらゆるオプション(選択肢)を排除することなく適切に対応する」と述べた。財務省の神田真人財務官も同様の発言をし、円買い介入も辞さない考えを改めて示唆した。
鈴木氏は「財務官との間で頻繁に連絡を取り合って情報を共有している」と語った。その上で「高い緊張感を持って動きを見ている」と警戒感を示した。
円は一時1ドル=153円台を付けた。神田氏は「必ずしも特定の(水準の)数字を念頭に判断しているわけではない」と強調した。