豊田氏の取締役選任承認 脱炭素の株主提案は否決―トヨタ総会

東京, 6月15日, /AJMEDIA/

トヨタ自動車は14日、愛知県豊田市の本社で定時株主総会を開いた。事前に一部海外勢が豊田章男会長の取締役選任に反対する動きもあったが、豊田氏や佐藤恒治社長ら10人の選任など会社側提案の3議案は賛成多数で可決された。このほか、欧州の運用会社3社が出した脱炭素に関する株主提案は否決された。
海外投資家は厳しい視線 トヨタ総会、会場と温度差

 取締役選任を巡っては、米議決権行使助言会社グラスルイスが「十分な数の独立した取締役がいない」として、豊田氏の選任に反対するよう株主に推奨。米公的年金基金のカリフォルニア州退職年金基金(カルパース)が事前に反対票を投じ、注目が集まった。

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