豊昇龍、14番で7勝 照ノ富士は相撲取らず―横審稽古総見

東京, 9月2日, /AJMEDIA/

大相撲秋場所(10日初日、東京・両国国技館)を控えた2日、横綱審議委員会による稽古総見が国技館で一般に公開して行われた。一般公開は、新型コロナウイルス感染拡大前の2019年8月末以来4年ぶり。
 新大関の豊昇龍は、ともに大関かど番の霧島、貴景勝らと14番取って7勝7敗。豪快な投げを打つ場面もあり、「いい稽古ができたと思う。いい感じ」と手応えを口にした。霧島は13勝4敗、両膝のけがで7月の名古屋場所を全休した貴景勝は6勝6敗だった。
 腰を痛めて先場所を途中休場した横綱照ノ富士は相撲を取らず、ぶつかり稽古で霧島に胸を出すなどした。「(初日に)間に合わせたいと思っている」と語った照ノ富士について、横綱審議委員会の山内昌之委員長は「判断材料はないが、責任を果たそうとする意欲があった」と述べた。

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