“裏表ない屈指の政策通” 山口議運委員長が細田氏追悼演説

東京, 12月08日, /AJMEDIA/

7日開かれた衆議院本会議で、先月に亡くなった細田博之 前衆議院議長に対する追悼演説が行われました。

追悼演説は細田前議長の遺族らが見守る中、平成2年の衆議院選挙でともに初当選を果たした山口俊一議院運営委員長が行いました。

この中で、山口氏は「与えられた職務に全力で取り組み成果を挙げてこられた。党内屈指の政策通として手腕を遺憾なく発揮され、裏表のない実直な人柄とひょうひょうとした様子に親しみを覚える人は与野党を超えて多かった」と述べました。

そのうえで「議長を任期途中で辞するのは九腸寸断の思いだっただろう。退任会見の最後に会見時間の延長を求める怒号や再度の会見を求める声を浴びながらも『会見ではなく会話をしましょう』と答えたのは細田流の最大限の誠意の表れだったのかなと思う」と振り返りました。

そして「私にとってよき友であり、同志でもあり、選挙や議会制度に関する卓越した見識を有する先輩でもあった。生前のご功績をたたえ、謹んでご冥福をお祈りする」と述べ、細田氏の死を悼みました。

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