東京, 9月20日 /AJMEDIA/
経済産業省は20日、政府が2025年大阪・関西万博に出展する「日本館」で、地球温暖化防止効果のある海藻などの藻類を展示すると公表した。海外でも人気の高いサンリオのキャラクター「ハローキティ」を案内役として起用。温暖化や食料危機といった人類共通の課題の解決に藻類が果たす役割や可能性を紹介する。
日本館のテーマは「循環」。3エリアに分け、このうちの一つで32種類の藻類に扮(ふん)したキティがその働きについて説明する。藻類は、地球温暖化の原因となる二酸化炭素を吸着するとともに、バイオプラスチックなどの原料にもなることから、循環型社会の一翼を担うと期待されている。