東京, 3月10日, /AJMEDIA/
9日、将棋の八大タイトルの1つ「王将戦」を制し、このタイトルを4連覇した、藤井聡太七冠(22)が一夜明けて会見し、「充実感も多く、勉強になったシリーズだと思う」と振り返りました。
藤井七冠は、埼玉県深谷市で行われた「王将戦」七番勝負の第5局で永瀬拓矢九段(32)に勝ち、4勝1敗でタイトルを防衛するとともに、「王将戦」を4連覇しました。
また、タイトルの獲得数が通算28期となり、谷川浩司十七世名人(62)を上回って歴代単独5位となりました。
藤井七冠は一夜明けて会見し、今回の「王将戦」について、「長い持ち時間の中で5局指し、どの将棋も難しい局面が多かったので、充実感も多くて勉強になったシリーズだと思う」と振り返りました。
また、「王将戦」を4連覇し、タイトルを重ねていくことについては「記録は今の時点で意識することではないと考えている。より実力を高めていくことと、長く活躍できることが重要だ」と語りました。
そして来月9日から始まる「名人戦」で再び永瀬九段の挑戦を受けることについて、「『王将戦』での経験や得たものをベースに、さらに内容を高めていけるよう準備したい」と意気込みを語りました。