東京, 12月28日, /AJMEDIA/
若手の研究者が研究に専念できるよう長期にわたって支援する、国の事業の2回目の選考が行われ、全国各地から新たに250人余りが選ばれました。
日本の研究開発を向上させるために、国は「創発的研究支援事業」という制度を設け、若手の研究者に研究資金として、原則7年間で1人当たり最大で5000万円を支給して、自由な発想で研究できる環境づくりを進めています。
昨年度の選考に続いて2回目の対象者を公募したところ、全国から2314件の応募があり、書類審査と面接などが行われ、新たに259人の研究者が選ばれました。
1回目も合わせると、対象となる研究者は511人に上り、年齢別では、35歳以下が24%、36歳から40歳が45%、41歳以上が31%となり、全体のおよそ70%が40歳以下となりました。
また、女性の人数は104人と全体の2割となっています。
公募は今後もう1度行われ、合わせて800人ほどを選ぶことにしています。
事業の運営にあたる科学技術振興機構の担当者は「独創的なアイデアを持っている若い研究者を、日本中からさらに発掘していきたい」と話しています。
このニュースで、研究機関別で佐賀大学の研究者も選ばれたとお伝えしていましたが、佐賀大学からは選ばれていませんでした。失礼しました。