東京, 8月15日 /AJMEDIA/
ドイツ警察当局は13日、同国で2番目に利用客の多いミュンヘン空港で、航空券を持たないノルウェー国籍の男(39)が2日間連続でセキュリティーをかいくぐり、機内にたどり着いたことを明らかにした。一度は国際便の搭乗にも成功したという。独紙ビルトが伝えた。
男は今月4日、空港の自動改札を他の乗客の後ろにくっついて通過。ゲート係員の隙を見て機内に侵入したが、満席だったため「犯行」が発覚し、警察に引き渡された。ところが、釈放された男は翌日も空港に現れ、同じ手口でスウェーデン行きの便への搭乗に成功した。ストックホルム空港ですぐにミュンヘンに戻りたがるそぶりを見せたため、職員が不審に思い、再び取り押さえられたという。