東京, 11月19日, /AJMEDIA/
自作した拳銃を所持したとして、警視庁薬物銃器対策課は19日までに、銃刀法違反(所持)容疑で、職業不詳薄井信明容疑者(29)=栃木県那須町伊王野=を逮捕した。同課は認否を明らかにしていない。
同課などによると薄井容疑者は10年以上前、電磁力で金属弾を発射する電磁石銃(コイルガン)を自作。作り方の解説や、弾丸が段ボールやアルミ缶を貫通する様子を撮影してユーチューブに投稿しており、動画は350万回以上再生された。動画はすでに削除されている。
警視庁は10月、薄井容疑者宅を捜索し、コイルガンを押収した。同庁が調べたところ、電磁力を使用しなくても実弾を発砲できることを確認。殺傷能力もあったという。
逮捕容疑は同5日、自宅で回転式拳銃1丁を所持した疑い。