東京, 11月07日, /AJMEDIA/
アメリカ財務省は、イエレン長官が、11月9日と10日に中国の何立峰副首相と会談すると発表しました。
米中両政府は、アメリカのサンフランシスコで開催することで原則合意した首脳会談に向けて対話を加速させています。
アメリカ財務省はイエレン長官が11月9日と10日、サンフランシスコに中国の何立峰副首相を招いて会談すると発表しました。
イエレン長官は、ことし7月に中国の北京を訪れて何副首相と会談し、アメリカと中国の高官が経済政策と金融政策について意見を交わす2つの新たな作業部会をスタートさせました。
今回の会談では、「気候変動のような世界的な課題について協力し、世界経済をより確かなものにするために、両国が協力できる方法を模索する」としています。
何副首相は習近平国家主席の側近とされ、金融や経済政策などを統括する中国共産党の3つの重要な組織のトップも兼任しています。
米中両政府は、11月中旬にサンフランシスコで開かれるAPEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議にあわせて、バイデン大統領と習主席が会談を行うことで原則合意しており、1年ぶりの首脳会談に向けて対話を加速させています。