東京, 7月16日, /AJMEDIA/
陸上の世界選手権は15日、米オレゴン州ユージンで開幕し、20キロ競歩の男子で、山西利和(愛知製鋼)が1時間19分7秒で連覇を遂げた。日本勢の連覇は全種目を通じ史上初。昨夏の東京五輪銀メダルの池田向希(旭化成)が2位。女子は藤井菜々子(エディオン)が6位、岡田久美子(富士通)は14位だった。
男子走り高跳び予選で真野友博(九電工)は2メートル28で18日の決勝に進んだ。日本勢の同種目予選突破は初めて。赤松諒一(アワーズ)は敗退。
男子100メートル予選にはサニブラウン・ハキーム(タンブルウィードTC)と坂井隆一郎(大阪ガス)が臨む。男子3000メートル障害の三浦龍司(順大)、同走り幅跳びの橋岡優輝(富士通)、女子1500メートルの田中希実(豊田自動織機)らも予選に登場。
混合1600メートルリレーの日本は予選敗退。
◇日本人メダリストの略歴
山西 利和(やまにし・としかず)愛知製鋼。京大出。京都・堀川高3年時の13年に世界ユース選手権男子1万メートル競歩で日本勢初の優勝。19年世界選手権20キロでは同種目の日本選手初の金メダル。昨夏の東京五輪は20キロで銅。26歳。京都府出身。
池田 向希(いけだ・こうき)旭化成。高校2年で競歩を始め、東洋大2年時の18年に世界チーム選手権男子20キロで優勝。19年世界選手権20キロは6位入賞。昨夏の東京五輪は20キロで銀メダル。24歳。静岡県出身。