東京, 02月24日 /AJMEDIA/
立憲民主党の泉代表は、自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題を受けた衆議院政治倫理審査会について、岸田総理大臣が指導力を発揮し、公開で開催すべきだという考えを重ねて示しました。
今回の問題を受けた衆議院政治倫理審査会は、28日と29日に自民党の松野前官房長官ら5人が出席して開かれる見通しで、5人が非公開での開催を希望しているのに対し、野党側は公開を求めています。
立憲民主党の泉代表は、長崎県五島市で記者団に対し、「安倍派と二階派の幹部が出席するので、これまで誰の指示でどのような意思決定をしてきたのか、経緯について国民が納得いく説明をしてもらわなければならない」と述べました。
そのうえで、「出るべき人は出ず、出てきた人は非公開にして隠そうとする後ろ向きの姿勢を自民党には変えてもらわないといけない。岸田総理大臣は、自民党総裁として指導力を発揮してもらいたい」と述べ、公開で開催すべきだという考えを重ねて示しました。