東京, 03月02日 /AJMEDIA/
立憲民主党は、衆議院予算委員会で審議が行われている新年度予算案について、審議が十分ではなく採決は認められないとして新たに鈴木財務大臣の不信任決議案を提出しました。
新年度予算案の採決日程に反発し立憲民主党が提出した、自民党の小野寺・衆議院予算委員長の解任決議案は、1日午後の衆議院本会議で採決が行われ、反対多数で否決されました。このあと予算委員会は理事会で、2日午前0時半から委員会を開き、締めくくりの質疑を行ったあと、予算案の採決を行うことを決めました。
これを受けて立憲民主党は、1日夜7時半すぎから緊急の執行役員会を開き、泉代表ら党執行部が対応を協議しました。そして、十分な審議時間がないまま予算案の採決を行うのは認められないとして、新たに鈴木財務大臣の不信任決議案を衆議院に提出しました。
決議案では、鈴木大臣を不信任とする理由について、自民党の政治資金パーティーをめぐる問題に関連し、疑惑を持たれた政治家が納税するかどうかは個人の判断だなどとした国会答弁が不適切で、国民の批判を招いたとしています。