東京, 1月19日, /AJMEDIA/
ラグビーのNTTリーグワン1部の神戸は19日、ノエビアスタジアム神戸で行われた浦安戦で、17日に発生から30年を迎えた阪神大震災への追悼の思いを込めた特別ジャージーを着用して戦った。
ジャージーは、毎年神戸市で催される犠牲者の追悼行事などを表現。山中亮平ら選手も作成に携わり、震災の記憶を風化させずに語り継ぐというメッセージを乗せた。
試合は神戸が50―22で白星。素早い展開で前進を重ね、7トライでファンを沸かせた。神戸市出身で37歳の日和佐篤は80分間プレー。震災を経験した日和佐は「特別な位置付けだった。いろんな思いをプレーで表せた」と語った。共同主将の1人で同市出身の李承信は「街の人のために結果を残そうと話していた。ほっとしている」と述べた。