東京, 8月28日 /AJMEDIA/
2025年大阪・関西万博の運営を担う日本国際博覧会協会(万博協会)は28日、協会や協賛企業が共同出展するパビリオン「未来の都市」の詳細を発表した。施設面積は会場で最大級の4800平方メートル。社会問題の解決策を来場者全員で考えたり、未来の農業を疑似体験できたりする参加型イベントで万博を盛り上げる。
協賛する12企業・団体のうち、日立製作所とKDDIは、120人を収容できるシアターを設ける。スクリーンに登場する35年の世界に住む子どもが投げ掛ける社会問題に対し、来場者が協力しながら解決策を探る。
商船三井は、洋上風力発電と水素生産設備が融合した船の模型を展示する。来場者が模型へ風を送ると発電し、水素エネルギーで船が動く仕組みを分かりやすく見せる。クボタは「食と農業」をテーマにしたシミュレーションゲームを準備し、次世代技術を活用した未来の農業を疑似体験できるようにする。