横浜赤レンガで「フェス」 アーバンスポーツに5万人

東京, 6月9日, /AJMEDIA/

 昨夏の東京五輪で初めて実施されたアーバンスポーツの総合イベントが、横浜市の横浜赤レンガ倉庫イベント広場・赤レンガパークで5日まで初開催された。スケートボードや自転車BMX、2024年パリ五輪で初採用されるブレイクダンス(ブレイキン)などの大会のほか、物販や飲食ブース、音楽ライブも盛り込んだ「ヨコハマ・アーバンスポーツ・フェスティバル」。週末2日間で約5万人が詰め掛けた。
 実行委員長を務める横浜赤レンガ社長の五十嵐光晴さんによると、構想は2年ほど前から。「赤レンガは子供から大人まで集まってくれる場所。アーバンスポーツを身近に感じてもらって、盛り上がれば」という思いがきっかけだった。
 スケートボードでは東京五輪女子ストリート金メダルの西矢椛、銅の中山楓奈(ともにムラサキスポーツ)が観客を沸かせた。ブレイキンは競技ステージでジュニア向けの体験会も行われ、空いたスペースで練習する子供たちの姿も。五十嵐さんは「競技としてもエンターテインメントとしても幅広く喜んでいただいたのでは」と胸を張る。
 第1回が盛り上がりを見せ、五十嵐さんは継続的な開催にも意欲的。「五輪予選が行われるようなイベントになればうれしい。それくらいのステージに上げていきたい」と大きな青写真も描く。
 東京五輪を契機に広がりつつあるアーバンスポーツ。新興競技を絡めた自治体や企業の取り組みは今後も増えそうだ。

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