根強い差別撤廃求めデモ 米首都、ワシントン大行進から60年

東京, 8月27日, /AJMEDIA/

【ワシントン時事】米ワシントン中心部で26日、マーティン・ルーサー・キング牧師らが人種差別撤廃を求め率いた「ワシントン大行進」から60年を迎えるのを前に、大規模なデモが行われた。キング牧師の長男(65)が演説し、根強く残る差別に触れ「米国は後退している。民主主義を守り、広げなければならない」と訴えた。
〔写真特集〕米公民権運動家~キング牧師、マルコムX…~

 デモには数万人が参加。「私には夢がある」とキング牧師が演説したリンカーン記念堂からキング牧師の石像までの数百メートルを練り歩き、「正義なくして平和なし」と気勢を上げた。1963年8月28日の大行進には20万人超が参加し、後の公民権法制定につながった。

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