東京, 4月17日, /AJMEDIA/
原発から出る高レベル放射性廃棄物「核のごみ」の最終処分場選定を巡り、北海道は17日、原子力発電環境整備機構(NUMO)が寿都町と神恵内村で実施した「文献調査」に対する意見書を提出した。希望する自治体を対象に調査することは「最適な処分地を選定するという観点で課題がある」と批判、現状の選定手法の見直しを求めた。
文献調査は最終処分場選定に向けた3段階の調査のうち、第1段階に当たる。NUMOは昨年11月、一部地域を除いて次の「概要調査」に進むことができるとの報告書を道などに提出していた。