株価 小幅な値動き 方向感に乏しく売り買いが交錯

東京, 11月30日, /AJMEDIA/

29日の東京株式市場、株価は小幅な値動きとなりました。

▽日経平均株価、29日の終値は28日の終値より87円17銭安い、3万3321円22銭、
▽東証株価指数=トピックスは12.21下がって、2364.50、
▽一日の出来高は13億6815万株でした。

29日の東京株式市場は方向感に乏しく、売り買いが交錯する一日となりました。

タカ派として知られるFRBの高官が、28日の講演で利下げに言及したことをきっかけに、アメリカでは、「FRBが利下げに転じるのではないか」との観測が強まり、長期金利が低下しました。

これを受けて、外国為替市場で、円高ドル安が進んだことを背景に、29日の東京株式市場では、自動車など輸出関連の銘柄に売り注文が出ました。

ただ、このところ値下がりしていた半導体関連などの銘柄を買い戻す動きも出て、全体としては、方向感に乏しい一日となりました。

足元では、取り引きの材料が少なく、今後、発表されるアメリカの経済指標の結果からFRBの金融政策の先行きを見極めたいと、様子見の姿勢を強める投資家も多くなっています。

Follow us on social

Facebook Twitter Youtube

Related Posts