東京, 04月21日 /AJMEDIA/
今月16日、栃木県那須町で、全身が焼かれた男女の遺体が見つかった事件で、警察は、都内の交番に出頭し、事情を聴いていた25歳の容疑者を、21日、遺体を損壊した疑いで逮捕しました。警察は事件に関与した人物がほかにもいるとみて、引き続き捜査を進めています。
今月16日、那須町の林道脇で本籍が東京・台東区の宝島龍太郎さん(55)と女性が全身を焼かれた状態で遺体で見つかり、警察は遺棄されたとみて捜査しています。
女性は宝島さんの妻の可能性があり、2人は首を圧迫されるなどして殺害されたとみられています。
警察は、事件のあと都内の交番に出頭してきた埼玉県に住む25歳の男の容疑者が、事件について何らかの事情を知っているとみて話を聞いていましたが、21日、遺体を損壊した疑いで逮捕したことが、捜査関係者への取材でわかりました。
容疑者は、これまでの任意の調べに対して、「車を貸しただけで、殺害には関与していない」という趣旨の供述をしているということです。
警察は、事件に関与した人物がほかにもいるとみて、引き続き捜査を進めています。