東京, 11月06日, /AJMEDIA/
柔道の講道館杯、全日本体重別選手権が千葉市で行われ、男子100キロ級では23歳の植岡虎太郎選手が2連覇を果たしました。
講道館杯は国内トップレベルの選手たちが競う大会で、12月に行われる国際大会、グランドスラム東京の代表選考も兼ねています。
千葉市の会場では5日、男子7階級の試合が行われました。このうち、パリオリンピックの代表がまだ内定していない男子100キロ級では去年、優勝した植岡選手が順調に勝ち上がり、決勝で90キロ級から転向した増山香補選手と対戦しました。
試合は互いに決め手がないまま延長戦までもつれましたが、11分を超える長い試合の末、植岡選手が得意の背負い投げで一本勝ちし、大会2連覇を果たしました。
植岡選手は、長期戦となった試合を振り返り「とにかく我慢ということを頭に置いて必死に試合をした。連覇を意識しないようにしたが片隅には意識があったので、勝てたのはうれしい。先を見すぎずに勝っていきたい」と話していました。
また、男子66キロ級で武岡毅選手が2連覇しました。
このほかの5つの階級の優勝者です(いずれも初優勝)
男子60キロ級 樋口裕大選手、
男子73キロ級 石原樹選手(大学4年生)
男子81キロ級 天野開斗選手(大学2年生)
男子90キロ級 森健心選手(大学4年生)
男子100キロ超えるクラス 中野寛太選手(去年3位)