東京, 8月19日 /AJMEDIA/
米男子ゴルフのプレーオフ第1戦、フェデックス・セントジュード選手権は18日、テネシー州メンフィスのTPCサウスウインド(パー70)で最終ラウンドが行われ、松山英樹が通算17アンダーで優勝し、今季2勝目を挙げた。
2位に5打差をつけ単独首位でスタートし、4バーディー、2ボギー、1ダブルボギーでパープレー、70のラウンド。終盤に一時、トップを譲ったが、17番のバーディーで抜け出し、18番もバーディーで締めて競り勝った。
2月のジェネシス招待以来の勝利で、節目のツアー10勝目に到達。日本選手によるプレーオフ初優勝で、賞金360万ドル(約5億3000万円)を獲得した。
2打差の2位はザンダー・シャウフェレ(米国)とビクトル・ホブラン(ノルウェー)だった。
◇松山英樹の略歴
松山 英樹(まつやま・ひでき)高知・明徳義塾高から東北福祉大に進む。11年マスターズでローアマチュアに輝き、同年にアマ3人目の日本ツアー優勝。大学4年の13年にプロ転向し、新人初の賞金王を獲得。13~14年シーズンから米ツアーに参戦し、14年メモリアル・トーナメントで初優勝。21年マスターズで日本男子初のメジャー制覇を遂げた。今夏のパリ五輪では銅メダルを獲得。米ツアー通算10勝。181センチ、90キロ。32歳。愛媛県出身。