来週中の臨時取締役会要請へ フジの経営刷新小委

東京, 2月4日, /AJMEDIA/

元タレント中居正広さんの女性とのトラブルを巡るフジテレビの一連の対応で、フジの親会社フジ・メディア・ホールディングスの社外取締役を務める斎藤清人文化放送社長は4日、斎藤氏ら7人の社外取締役で構成する経営刷新小委員会の初会合を3日に開いたことを明らかにした。週内にさらに数回開き、両社に来週中の臨時取締役会の開催を要請する方針。

 中居さんのトラブルは2023年6月に発生。フジテレビは間もなく事態を把握したが、情報を一部の関係者の間だけにとどめ、その後も中居さんの番組の放送を続けた。そうしたフジテレビの対応については、先月23日に設置された第三者委員会が調査、検証を行い、3月末をめどに報告書を提出する予定。

 斎藤氏は「第三者委の調査を阻害しない範囲で発信できることは発信していくべきだ」との考えを改めて示した。その上で、多くのスポンサー企業がCMを差し止めていることに関して「その理由をきちんと認識し、どう取り除いていくのかということが一丁目一番地」と述べた。

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