東京, 3月6日, /AJMEDIA/
国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長とイランのエスラミ原子力庁長官は5日、テヘランで会談し、イラン国内の未申告の3施設で核物質が検出された問題について、6月のIAEA理事会までの解決を目指す目標で一致した。
IAEAは、イランが検出された核物質について説明していないことを問題視してきた。会談後に発表された共同声明によると、(1)イランが今月20日までに文書でIAEAの疑問に回答(2)回答から2週間以内にIAEAが再質問(3)再質問から1週間以内に双方がテヘランなどで協議(4)6月6日開始のIAEA理事会でグロッシ事務局長が、問題が解決されたかを報告―という流れで処理することで合意した。