東京, 9月20日 /AJMEDIA/
女性と同意なく性交してけがをさせたとして、那覇地検は20日、不同意性交致傷罪で、米海兵隊上等兵のマイケル・ホフマスター容疑者(20)を起訴した。沖縄県警が5日に書類送検していた。捜査関係者によると、同意はあったと容疑を一部否認しているという。
同容疑者は起訴前、米側の管理下にあったが、現在は日本側で勾留されているという。
起訴状などによると、ホフマスター容疑者は6月21日、沖縄本島北部の屋内で、女性をベッドに押し倒すなどの性的暴行を加え、下半身にけがをさせたとされる。
2人はSNSを通じて知り合い、複数回会っていた。事件後、女性が病院を訪れ、病院関係者から県警に通報があった。
米兵による性暴力事件を巡っては、県に情報が伝わっていなかったことに批判が高まり、政府は7月、可能な範囲で速やかに情報伝達する運用を開始。今回の事件では、県警が書類送検した当日に県に連絡した。