日米韓 北朝鮮ミサイル情報の即時共有 年内運用開始へ調整加速

東京, 11月13日, /AJMEDIA/

木原防衛大臣は日米韓3か国の防衛相会談にオンラインで参加し、北朝鮮によるミサイル発射の情報を3か国で即時に共有する仕組みについて年内の運用開始に向けて最終段階に入っているとして調整をさらに加速させることで一致しました。

会談は12日夕方、韓国を訪れているアメリカのオースティン国防長官とシン・ウォンシク国防相が対面で行い、木原防衛大臣はオンラインで参加しました。

この中では、北朝鮮によるかつてない頻度での弾道ミサイルの発射を強く非難するとともに、衛星の打ち上げを目的とする発射も国連安保理決議の深刻な違反だと強調しました。

そのうえで、北朝鮮によるミサイル発射の情報を3か国で即時に共有する仕組みについて年内の運用開始に向けて最終段階に入っているとして調整をさらに加速させることで一致しました。

また、3か国による共同訓練を計画的に行うため複数年にわたる訓練計画を年末までに策定することも確認しました。

会談のあと木原防衛大臣は記者団に対し「北朝鮮情勢をはじめ安全保障環境が大変厳しい中で日米韓3か国の連携は地域の平和と安定にとって不可欠であり、引き続き協力を強化していく」と述べました。

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