日本相撲協会理事候補選挙 定員数ちょうどの立候補で無投票に

東京, 01月27 /AJMEDIA/

日本相撲協会の新しい理事候補を選ぶ選挙は26日、立候補の届け出が行われ、定員ちょうどの10人が立候補したため、3期連続で無投票となりました。八角理事長など現職7人のほか、元大関・魁皇の浅香山親方など新人3人が当選しました。

2年に1回行われる日本相撲協会の理事候補選挙は、26日午後6時すぎから立候補の届け出が行われました。

立候補者は事前にゆかりの深い相撲部屋でつくる一門と呼ばれる5つのグループごとに調整されたことにより、10人の定員ちょうどだったため全員の当選が決まりました。

当選したのは
▽出羽海一門から
▼春日野親方
▼境川親方
▼出羽海親方の現職3人。

▽二所ノ関一門から
▼芝田山親方
▼佐渡ヶ嶽親方の現職2人と
▼新人の高田川親方。

▽高砂一門から
▼八角理事長。

▽時津風一門から
▼現職の伊勢ノ海親方
▼新人の勝ノ浦親方。

▽伊勢ヶ濱一門から
▼新人の浅香山親方の合わせて10人です。

また、副理事候補も定員ちょうどの3人が届け出ていずれも現職の
▼藤島親方
▼粂川親方
▼若松親方が当選しました。

理事候補選挙が無投票となるのは、令和2年の選挙以降、3期連続です。

当選した親方はことし3月に予定されている評議員会で選任され、正式に新理事に就任します。

今回は現職が7人、新人が3人と現体制からは大きく変わらない結果となりました。

職員への時間外労働の賃金の未払いやパワーハラスメント、それに力士の間での暴力問題の再発防止にどう取り組むかや、コロナ禍で落ち込んだ収益をどのように回復させるかなど、協会を率いることになる新理事には、今後のかじ取りが問われることになります。

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