日本代表SOは松田と李承信の争い 松島はFBで起用か―ラグビーW杯まで2カ月(下)

東京, 7月08日, /AJMEDIA/

バックスを統率するSOは、松田(埼玉)と李承信(神戸)が先発の座を争う。2019年前回ワールドカップ(W杯)に出場した松田が経験値で上回るが、22歳の李承信の成長も著しい。
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 松田は状況判断に優れ、正確なキックも持ち味。昨年手術した左膝に問題はなく、厳しい練習メニューをこなしている。追いかける立場の李承信は積極的なプレーが光る。昨秋のテストマッチではフィジカル面に課題を残した。強化試合で当たり負けしない姿を見せ、成長を示したい。
 SHは東京SGでもレギュラーを争う25歳の斎藤と30歳の流の2本柱。テンポの良さでは斎藤に分があるが、流は試合の先を読む冷静な判断力を備える。福田(トヨタ)は実戦でアピールし、2人の争いに割って入れるか。
 代表ではWTBとして活躍してきた松島(東京SG)は、FBへのポジション変更が検討されている。走力の高い松島が自由に動けるFBで攻撃に絡む回数が増えれば、得点力の向上が見込める。
 WTBは当たりの強いフィフィタ(トヨタ)、走りに切れがある木田(東京ベイ)ら顔触れは多彩。CTBはライリー(埼玉)と中村(東京SG)が軸になる。バックスの攻撃力は日本の生命線。ジョセフ・ヘッドコーチは「いろいろなコンビネーションを試したい」としている。

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