日本で開催された国際ディスプレイワークショップにアゼルバイジャンからの参加

東京, 12月24日, /AJMEDIA/

日本の北海道札幌市で開催された第31回国際ディスプレイワークショップ(IDW-2024)に、アゼルバイジャンを代表して、電子工学分野の著名な科学者であり、東京在住のカランタル・カリル(Dr. K. Käläntär)博士が参加しました。
AJMEDIAのインタビューに応じたカランタル博士は、今回のイベントについて詳細を語りました。彼によれば、IDW-2024は2024年12月4日から6日まで北海道札幌市で開催され、約1,100人が参加したとのことです。この国際会議は、産業発展で知られる浜松市で31年前に設立されたものです。カランタル博士は、24年間連続でこの国際会議に参加し、毎年論文を発表してきたと述べています。今年は初めて、ナヒチェヴァン州立大学の研究者であるエルグン・タグィエフ氏との共同論文が発表されました。また、カランタル博士は、今年のセミナーでセッション座長も務めました。
日本に44年間居住するカランタル博士は、2023年に学問と産業への顕著な貢献が評価され、日本の権威ある小林・内池・御子柴(KUM)賞を受賞しました。カランタル博士と小林教授は、米国を拠点とする情報ディスプレイ学会(Society for Information Display, SID)の会議で、20年以上にわたり参加者への指導を行ってきました。今回は、日本国内で初めて、両名が国際的および国内の発表者への共同指導を行いました。
Flat Panel Components(FMC)ワークショップはIDWの一部を構成する国際会議の一つです。カランタル博士は、FMCワークショップ委員会の議長を3年間務めました。さらに、2006年には2人の同僚と共にディスプレイ・エレクトロニクス・ワークショップ(DES)を設立し、現在もその活動に積極的に参加しています。また、DESのメンバーであり、IDWにおけるさまざまな分野に重要な貢献を続けています。
IDWは、ディスプレイ技術分野の研究者、専門家が集まる世界的に国際会議です。この会議は、ディスプレイ産業における協力を促進し、成果の共有やイノベーションの発展を目的としています。1994年に設立されたIDWは、近年、グローバルなディスプレイコミュニティにとって影響力のあるプラットフォームへと成長しています。

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